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公益法人移行、苦境に=八百長問題で改革凍結―相撲協会

 日本相撲協会は8日、東京・両国国技館で公益法人制度改革対策委員会を開き、八百長問題への対応を最優先させるため、公益財団法人の認定申請に必要な議論や作業を凍結することを決めた。
 国の公益法人改革に伴い、税の優遇措置などがある公益財団法人への移行を目指す相撲協会は、今秋にも内閣府に申請する計画だったが、大幅に遅れる見通し。今後の推移次第では、一般財団法人などの選択肢を検討することにもなりそうだ。
 17日には「ガバナンス(統治)の整備に関する独立委員会」(座長・奥島孝康日本高野連会長)から申請へ向けた改革案などを盛り込んだ答申を受ける予定だったが、見送られる可能性がある。
 改革対策委の委員長でもある放駒理事長(元大関魁傑)は「非常に腹立たしい」と改めて八百長問題に対する怒りを表した。公益財団法人を目指す方針に変わりがないことを強調したが、あくまで八百長問題の収束を優先し、並行して議論を進める考えを否定した。
 公益財団法人になるには、現行の財団法人より厳しい要件があり、相撲協会は年寄名跡制度や部屋制度など独特で複雑な問題があって当初から難航が予想されていた。その上、公益性を著しく損なう八百長問題の発覚で、政府内にも認定に否定的な見方が出ている。
 内閣府の認定を受けるには2013年11月末までには申請する必要があり、深沢武久委員(元最高裁判事)は「時間的には厳しい。場合によっては公益法人にならなかった場合のことについて話す時期も来るかもしれない」と語った。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110208-00000137-jij-spo

 この状況で公益財団法人化なんて無理だろうよ・・・

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